アルコールあれこれ

特にインダクション期(開始14日間)はアルコールはご法度のようだが、お酒好きには無理な話。

ローカーバーでもそれほど気にせず飲めるアルコールは、焼酎、ウィスキー、ブランデー、ジン、ウオッカ、ラムなどの蒸留酒だ。これらは 100ml 当たり炭水化物 0〜0.1g 程度。

炭水化物の含有量が多いのは、ビール/発泡酒(3.1g)、日本酒(吟醸酒で 3.5g)、赤ワイン(1.5g)、白ワイン(2.0g)(ただし、いずれも製品による)。また、梅酒や杏酒、サワー類は糖分が添加されているので、当然、炭水化物は多い。

アルコールはたくさん飲んでしまうので(特にビール/発泡酒やサワー類)、飲むなら蒸留酒にしたほうが賢明だ。「甘味のあるお酒/とろみのあるお酒は避ける」というのがセオリー。

でもこれから夏にかけて、蒸し暑い日にはビール/発泡酒を飲みたいところ。最近は以下のような低糖質(低炭水化物)の製品が販売されている。

なお、アルコールは「エンプティカロリー」なので、完全にゼロではなくても、(お酒の種類にもよるらしいが)体内にはほとんど蓄積されないようだ。お酒を飲むと体温が上がるのは、体内に取り込んだエンプティカロリーがすぐに消費されはじめるからだと、私は理解している。

それなのに、ローカーバーがアルコールを控えるべきなのは、アルコールを摂取した場合、まずアルコールのカロリーから消費され、次に炭水化物が消費され、最後に脂質が消費されるというように、炭水化物と脂質の消費が妨げられるからだ。

一昨日に古酒(クースー)をボトル 1本飲んだ私がいうのも何だが、一応こういう理屈になっているようなので、少しは意識してお酒と付き合うようにしたいところ。